韓国コロナワクチンの状況

さすがインターネット先進国!韓国ワクチン接種の状況と予約~接種証明発行までの流れ

NUN
こんにちは。韓国在住主婦NUNです。

先日韓国でワクチン1次を打ったのですが、予約からワクチン接種証明をゲットするまで、めちゃめちゃ簡単&スムーズで感動しました。

日本では若者の予約は取りずらいと聞きましたが、2021年9月時点の韓国の現状を伝えていこうと思います。

韓国のワクチン接種率

Googleでワクチン接種率を検索すると、すぐに全世界のワクチン接種状況が分かります。

情報提供元は、オックスフォード大学の統計サイトである「Our World in Data」です。

最新情報である2021年9月13日の接種率は以下の通り。

ワクチン接種率(2021/9/13時点)1次接種率2次接種率
韓国65.7 %39.6 %
日本63.8 %51.6 %
アメリカ63.9 %54.5 %

ワクチン接種は、アメリカが2020年12月から、日本が2021年2月17日から、韓国は2月27日以降に接種が開始されたようです。

韓国は、初期ワクチンの不足で、日本アメリカよりも接種開始が遅れましたが、現時点で1次ワクチンの接種率は、アメリカを超えました。

韓国は、最初のワクチン接種開始が遅かったので、2次接種率が低いのも納得ですね。

現時点で韓国の2次接種率は低いですが、1次ワクチンを受けた人は2次ワクチンを受ける意志があるはずなので、この調子でいけば、早いうちに日本とアメリカを抜くのではないかと個人的に思っています。

確か、韓国では8月末から若者がワクチン接種を予約できるようになった気がします(うろ覚え(^_^;))

韓国では、ワクチン予約から接種まで全てがオンラインで完結するため、ITに慣れてる韓国の方々は、凄いスピードで、スムーズに予約~接種まで完了させています。

NUN
私もつい先週(9月2週目)に、1次ワクチンを接種しました!外国人でもスムーズに予約~接種ができたよ!!

ワクチン接種方法

私が考えるに、ワクチン接種方法は3種類あると考えています。

  1. 職場(医療従事者や教育関係の方など)の都合で、特別ルートで予約できる方法
  2. 一般人が個人で予約~接種まで行う方法
  3. 残余ワクチン

残余ワクチン

1、2番に関しては、どこの国でもあるワクチン接種の方法だと思います。

しかし、3番の「残余ワクチン」はあまり聞いたことが無い方もいるのではないでしょうか。

病院によって人がたくさん来る病院もあればそうでない病院もあったり、様々な事情によって、ワクチンが余ってしまう場合があります。

ワクチンを打ちたくてたまらない人がいる一方で、余ってしまうのは残念ですが、管理する中で余りが出てしまうことは仕方がないことです。

そのため、韓国では、一番国民が利用しているであろう「カカオトーク」というアプリ(日本でいうLINE)で、“現在”“どこの病院で”“何のワクチンが”“何個余っている”という情報をすぐにゲットできるのです。

NUN
誰もが普段使っているアプリで簡単に予約できるので、面倒な事前の登録や申請が不要な点が凄い!!

韓国残余ワクチン

ここは、ソウルの地図ですが、色んな色の風船(?)が病院を表しています。

ポイント

  • 灰色・・・残余ワクチンが現時点で無い病院
  • 緑色・・・ファイザーが余っている病院
  • 赤色・・・アストラゼネカが余っている病院
  • オレンジ・・・モデルナが余っている病院

色のついている風船(?)をクリックすれば、以下のような画面で当日予約をすることが出来ます。

韓国残余ワクチン2

先月までは残余ワクチンが少なかったですが、最近は残余ワクチンの予約も取りやすくなってきたようです。

「なんか今日時間あるな~~」「残余ワクチンある病院ないかな~~」という軽い感覚ですぐに検索できるので、本当に便利だと思います。

ワクチン接種の流れ

予約

韓国政府の疾病管理庁が作った以下のサイトから、ワクチンの予約が可能です。

本人認証をし、予約したい日時や病院を選ぶだけで、すぐに予約完了。

ワクチン予約完了メッセージ

上記画像のように、予約完了メッセージ前日リマインドメッセージは、SMSメッセージや、カカオトーク(メッセンジャーSNS)を通して、連絡が来ます。

1次ワクチン接種

当日に、1次接種確認メッセージと、さっそく2次接種の確認メッセージが来ました。

なんて連絡がマメなんでしょう!笑

異常症状申告

1次接種の3日後に、異常反応の申告案内が届きました。

ワクチン異常反応申告案内メッセージ

記載されてるリンクに飛ぶと、以下のアンケートのように、接種後に経験した反応を報告できました。(以下画像以外にも報告内容あり)

ワクチンアンケート

このようなアンケートが接種者全員に送られることで、多くの集計が集まり、より信頼性の高いデータが出来るのでとても良い取り組みだと思いました。

ワクチン接種証明書取得

日本でもワクチンパスポートを普及させようとする計画があるようですが、韓国ではコチラのアプリから簡単にワクチン接種証明書を取得できます。

질병관리청 COOV(코로나19 전자예방접종증명서)

질병관리청 COOV(코로나19 전자예방접종증명서)
開発元:Korea Disease Control and Prevention Agency
無料
posted withアプリーチ

登録も簡単で、本人認証するだけで、自動的に以下のように1次接種したという証明をゲットできました。

ワクチンパスポート

現時点で生活の中で、飲食店やお店でこの証明書の提示を求められることは無いのですが(笑)

証明があると、いざというときに安心だと思います。

もう一度上記を繰り返して、2次ワクチンを終える

上記の流れで、2次接種日にしっかり接種をし、アンケートをし、ワクチン接種証明書を取得すればOKです。

日本では自治体ごとにかなり対応が異なるようですが、オンラインで受付したのに予約確認の連絡はハガキで来たりと、オフラインとオンラインが混ざってる所が多いようですね。

私は日本では受けてないので日本で摂取した実体験と完全に比較できませんが、

韓国では、予約から接種、証明書の取得までの全てがオンラインで完結する点に凄く感動しました。

NUN
余談ですが、先日韓国では第5回目の支援金給付が始まったのですが、オンライン申請した翌日に支援金をゲットできました。

申請から支援金ゲットまでも本当にスムーズで、さすがでした。

さいごに

これから韓国で摂取する方や、韓国のワクチン接種の状況が知りたい方にとって参考になれば嬉しいです。

NUN

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