韓国の休日は、日本より少ないことを知っていますか?!?!
そのため、韓国で会社員をしたいと考えてる方は、この点も考慮することをおすすめします。
私はこの事実を、韓国に来てから気づいたので、驚くことが多かったです。
韓国と日本で、年間の祝日が何日あるのか比較していこうと思います!
韓国と日本の祝日比較
結論から言うと、2021年の場合、日本より韓国の方が3日祝日(追加休日)が少ないです。
以下の表に私がまとめてみたのですが、追加休日とは、土日と祝日が重なった場合はカウントせず、実質休みが増えた土日以外の祝日をカウントしました。
2021年の場合、日本は年間15日、韓国は12日でした。
たった3日の差ですが、されど3日です。
年間に3連休が3回増えると思えば、やはり嬉しいですよね!
参考
豆知識ですが、韓国は2021年から振替休日(表の黄色)が適応されるように、法律が変わりました。
つまり、2020年までは、この振替休日がなかったので、2021年カレンダーに置き換えて計算すると、もともとは年間9日間(12日-3日)しか追加休日がありませんでした。
現在でも日本より祝日が少ないですが、2020年までは、日本より韓国の祝日は1.6倍少なかったのです><
※細かく言うと、いままでも振替休日があったものの、適応される日が少なかった。
私は2020年に移住したため、2020年は、体感でも感じるくらい旦那休み少ないな~~と思ってました。
日本で会社員をしていたころは、月1以上3連休がある感じだったので、韓国の方は一生懸命働くな~~(休み少なくて大丈夫かな?)という印象があります。
2022年祝日比較
2022年版も作ってみました。
日本は15日、韓国は13日なので、2022年の差は2日ですね!!
2022年は、韓国では大統領選挙と地方選挙があるようで、その日が祝日になっています。
日本で住みながら、選挙の為に祝日ということが無かったので、韓国では上記のような大きな選挙の場合は祝日になると知って驚きました。
旧正月と秋冬とは?
上記の韓国の祝日の中で、最も大きい祝日(名節)が、旧正月(ソルラル)と秋冬(チュソク)です。
韓国では、陽暦ではなく、陰暦(旧暦)で、暦を見る習慣が残っており、日本での年末年始のお正月や夏のお盆を、陰暦で考えたものが、旧正月(2月頃)と秋冬(9月頃)です。
参考
現在、世界で公式的に使われているのが、新暦(太陽暦)です。
- 陽暦・・・太陽の動き、つまり地球が太陽の周りを回る周期をもとにして作られた暦
- 陰暦・・・月の満ち欠けの周期である朔望(さくぼう)を基準にした暦
正月やお盆には、日本でもお墓参りに行く方が多いと思いますが、韓国でも、親戚一同が集まり、お墓参りに行ったりします。
日本には無い文化としては、チェサ(祭祀、法事)という、儀式があり、写真のように伝統的な食べ物を机に並べ、ご先祖様の為に準備します。
この多くの食事は前日などに女性が準備するので、韓国のお嫁さんは本当に大変です。
このチェサ自体は朝8時ごろ行われる家庭が多いので、名節前日~当日は、本当に忙しいです!
この食べ物が沢山準備された机の前で、ひざまづいてお辞儀をして、ご先祖様に最高級の挨拶(敬意を表す)をします。
参考
本来、韓国では親戚が大勢集まるので、10~30人程度集まる家庭も多いです。
しかし、最近は、コロナの影響で、集合人数が制限されるようになりました。
これに対して、寂しいと感じる人もいますが、準備が大変なお嫁さんの多くはそれを嬉しく思う人も多いようです。
最近の若い女性の中では、名節が面倒なので、クリスチャンと結婚したい(キリスト教の場合はチェサをしなくて良いため)と考える人も多いみたい!おもしろいですよね。
さいごに
2021年、2022年の祝日が気になる方が多いと思うので、ぜひ参考にしていただければと思います。
韓国で働く私としては、もうちょっと韓国祝日増えないかな~~と願ってる所です。笑
あとは、祝日の意味を1つ1つ見ていくと、その国の歴史や文化を知ることが出来、面白いと思います。
機会があれば、各祝日についても細かく紹介しようと思います^^
NUN