【韓国永住権申請者必須】社会統合プログラム5段階受講レポート

こんにちは。NUNです。

現在、私は韓国の法務省が外国人に無料で提供している【社会統合プログラム】という授業に参加しております(^^)/

私は、1-5段階中の5段階の授業を受講中で、平日毎日2時間×25日間=50時間の授業で、現在10日ほど受講したところです。

ずっと、早く参加したかったプログラムなので嬉しいです!

現在、どんな感じで受講しているのかレポートしていこうと思います~~!

 

まず社会統合プログラムとは

先ほども書きましたが、韓国の法務省が外国人に提供しているプログラムで、5段階のクラスの中で、0-4段階が韓国語の授業、5段階は韓国社会の理解の授業です。

詳しくはコチラをクリック!

このプログラムは、永住権申請の必須項目なので、永住権取得や帰化を考えている方は必ず受ける必要があります。

私はどっちかというと、暇だし韓国語の勉強でもしようという気持ちで受けることにしました。

NUN
2023年以降は有料になるという噂が?!受けたい人は無料のうちに早めに受けよう!

 

2022年予定/〇〇評価とは

1学期:1. 3.(월) ~ 5. 8.(일)

2学期:5. 9.(월) ~ 8. 14.(일)

3学期:8. 15.(월) ~ 12. 11.(일)

2022年の学期運営予定は上記の通りですが、より細かい予定はわからないので、1345に問い合わせしてみてください。

 

このプログラムを受ける前に必要なのが事前評価(TOPIKで代替可能)。

段階評価は、1-3段階のコース修了者が受け、合格したら、次のコースに進級可能。

中間評価は、4段階のコース修了者が受け、合格したら、5段階コースに進級可能。

最終評価は、永住用最終評価と帰化用最終評価があり、永住用最終評価は5段階の基本コース(50時間)修了者または事前評価で85点以上獲得した方が受けられるテスト。帰化用最終評価は5段階の基本コース(50時間)と深化コース(20時間)を修了した方が受けられるテスト。合格基準は60点以上。

 

この5段階の基本コースが終了後、テストはいつ受けても問題ありません。合格すると、韓国移民永住資格修了完了認定と合格証が発行され、これはTOPIKみたいに有効期限が無いようです。これで、永住権の申請ができるようになるということだと思います。

ちなみに、忙しくて、受講したくない方は、事前評価で85点以上獲得すればすぐ最終評価を受けられるので、在韓歴が長い方などはその方が都合いいかもしれませんね。

2023年の予定はまだ出ていないみたい!年末年始にその年のスケジュールがでるはず!

 

レベル分け

レベルは、社会統合プログラムの前に「事前評価」に申し込んでテストを受けるか、TOPIK試験の結果を連携させることでレベル分けをすることが出来ます。

ちなみに、TOPIKの場合は、1級があれば2段階、2級は3段階、3級は4段階、4‐6級は5段階に振り分けられます。

私は、TOPIKの有効期限内の結果があったので、事前評価を受けずに、参加が出来ました。

事前評価は、試験申し込みが激戦、費用が3万ウォンかかる、TOPIKと同様対策が必要だと聞いたので、それだったら韓国内どこでも韓国語力が証明できるTOPIKを受けて証明した方が良くない?と個人的に思いました。

ですが最近になって、TOPIKは抽選式になったので、毎月実施してる事前評価に申し込んだ方が楽かも?しれませんね。

 

申請方法

大まかな流れ

Soci-Netのアカウントを作る

②事前評価orTOPIK受験

③レベル割り当て

④プログラム申請

⑤0‐5段階の講義を受講

⑥評価を受ける(中間評価、段階評価、最終評価)

 

アカウント作成方法はここでは省略しますが、회원가입をクリックして、説明通りに進めば可能です。

アカウント作成後、トップページの緑の枠の「사회통합프로그램 과정신청」をクリック。

すでに事前評価かTOPIKの結果がある方は、「단계배정」からレベルの割り当て(③)をします。

事前評価の申請方法はやってないので詳しくは分からないのですが、ログイン後「평가 신청」から可能だと思います。

段階の割り当てが完了したら、④のプログラム申請をします。

Soci-Netログイン後左側の「과정신청」を押し、期間を選択後、「SEARCH」を押すと申請可能のプログラムが出てきます。(期間外だったら出てきません)

私は、1月の申請期間内に検索したら、このように開講予定のプログラムが出てきました。

 

現在はコロナで、住所がソウルになっていても、オンラインなので、どこに住んでる方でも受講可能です。

一番左の運営機関名をクリックすると以下のような、期間や時間や先生などの詳細が出てきます。

 

申請期間を確認し、申請日になったら、その日に申請するのをお勧めします。時間によってはすぐに満席になってしまう場合があるためです。

申請するときは、受けたいコースをクリックし「신청」をクリックし、最後にそのコースの区分に「신청」と記載されて青色になったら申請完了できてる証拠です。

数日後に、電話で、「〇日から〇時のコースになりました!」っていう連絡がきました。

 

TOPIKの連携方法

本来、コロナになる前は直接事務所に行かなくてはいけなかったようですが、私はメールのみで連携が完了しました。

こちらに連絡したところ、申請書が送られてきて、申請書に記入し、TOPIK証明書と外国人登録書の写真を送っただけで、申請完了しました。

数日後、電話したら、もう連携完了できましたよ!と言われたので、確認したところ5段階になってました^^

(こちら、ツイッターでフォロワーさんに連絡先を教えていただきました。ありがとうございます。)

このメール申請もコロナが落ち着くまで可能なので、このブログを見てる方が申請するころには、だめかもしれませんが、一度、1345に電話するかこのメールに問い合わせてみてください

 

受講日までにやること

まず、テキストの準備はお早めに。

手軽にネットで購入可能ですが、私はギリギリに買ったため在庫が無かったため、開講日に間に合いませんでした。

このテキストは2021年1月から開始する社会統合プログラムで新しく使われるようになったテキストですが、5段階では2冊必要のようです。合わせて2万ウォンちょいでした。主に授業で使うのが青色の本。緑色の方が、復習用の個人ワークのテキストです。

新しい本ので、コロナ19の話題や、最近のKPOP音楽や映画の話題など、最新の情報が記載されており新鮮でした。

また、開講日の2日前に、ログインテストというものがありました。

いきなり「〇日の〇時からログインテストをするので、入ってきてください」とのメールが。

すっかり忘れていたら、電話がかかってきて、今ログインできますか?とのこと。しっかり、一人一人確認しているようでした。

 

受講内容

私が受講している5段階は、韓国社会の理解なので、韓国の伝統文化から法律など韓国人ならきっと一般常識として知っているであろう情報を幅広く教えてくれます。

テキストの目次は、こちら。

第50課まであるので、授業はかなり爆速で進んでいきます(個人的な体感速度笑)。

私は一日2時間(50分×2コマ)のコースですが、一日2課以上進みます。

私の先生は、最初の30分で先日の内容を復習し、残りの時間で2課ほど進めています。

写真のこのページは適当に開いたページですが、1課が大体4ページで構成されていて、1課の最後に復習用で授業の内容の問題が出てきます(写真右上)。私の先生は、毎日、ここを宿題としていて、毎日最初の復習時間でここを生徒に答えさせるということをしています。

 

授業の様子

今は、完全オンラインなので、このように自宅でパソコンとにらめっこしながら受講しています。

ZOOMではなく、独自のプラットフォームを利用してます。

クラスの生徒は9人で、在韓歴5年以上の方が多い印象でした。私は韓国来て半年程度なので、若干おびえていましたが、先生も楽しく授業を進めてくれますし、変な人がいないので(?)、安心して受講しています。

難しい単語も多いですが、すごく難しくてついていけない・・・という感じはなくて、とにかく早く進むのでしっかり授業を聞けば、問題ありません。まぁ最終評価に合格できるかは別なんですけどね・・・汗

一人留学生で、TOPIK4級を取得して、5段階を受講している方もいますが、先生が全員に対等に質問し、会話できてるので、そんなに怯えなくても大丈夫だと思いました^^

普通に考えて、このレベルの授業が無料で聞けるのがありがたいです。知らないことも多いし、勉強になります。大学の授業を聞いてるような感覚。

時間がある方は、聞いて損はないと思います。

 

2021年8月16日からの変更点

現在、5段階の基本コースが50時間、深化コースが20時間ですが、

今年の夏から、5段階の基本コースが70時間、深化コースが30時間に変更になるようです。

しかも、70時間中の10時間は社会参加型の教育のようで、いままでよりかなり面倒になりそう汗

70時間が嫌な方は、今年の夏までに受けることをお勧めします。

 

さいごに

ついに、書きたかったこの記事を書けました。よかった。

いろんな方に助けていただいて、こうやって今受講できているのでうれしいです。

この記事が、また誰かの役に立てば嬉しいです^^

NUN

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