びっくり?!韓国引っ越しレポート~韓国住居/費用/流れについて~

NUN
こんにちは。韓国在住のNUNです。

先日、引っ越しをしましたーー!

今まではビラに住んでいましたが、アパート(日本でいうマンション?)が当選したため、8ヵ月しか住んでいないビラを退き、引っ越ししました。

去年韓国に来たばかりなので、今回が初めての引っ越しで驚くことが多かったので、それらをまとめてみようと思います。

 

韓国のお家事情

韓国のお家の形態は代表的に6つだと思います。(いろんな分け方がありますがNUN流で笑)

 

アパート

 

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アパートというのはこんな感じの、日本でいう高層マンション。

写真は、キレイ目の高そうなマンションを選んで載せてますが、アパートにもランクがあり、サムソンやLG等の韓国を代表する財閥が作るアパートになるほど値段も高く見た目も良いです。

韓国では、家族と住む家を考えた時に、一番代表的なのがこういうアパートです。

 

日本だと、最終的に自分の一軒家を持つのが夢!という方が多いと思いますが、韓国では一戸建てよりアパート住みが一般的。

あと、日本人だと絶対に欲しい浴槽は、韓国では無い家が多いのですが、アパートであれば浴槽がある家が多いと思います。(基本シャワー文化)

 

ちなみに、最近、ソウルのアパートの平均価格が9億₩(9000万円)を超えた!というニュースを見ました。

ちなみに東京都のマンションの平均価格は5000万円台(23区は6000万円台)らしいので、いかに韓国ソウルの家が高いか分かりますよね。

ソウルでアパートに住むには、大金が必要です・・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

ビラ

ビラは、アパートよりは、高さが低い、低層階の建物です。部屋数はビラによりますが、ワンルームのところもあれば、部屋が3つあるところもあり、家族で住んでる方もいます。

アパートよりは比較的値段が安いので、進学や就職等で1人暮らしする場合、多くの方がビラに住むと思います。

ちなみに、私が住んでたビラは、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が備え付けで初期費用が抑えられました。

 

一戸建て

一戸建ては、日本にもあるような、一軒家ですね。

きれいな高級一戸建てもありますが、道を歩いててよく見るのは、1枚目の写真のような、昔ながらの一軒家です。

相当なお金持ちは、カスタマイズして良い家を建てるのかもしれませんが、旦那曰く、一軒家よりも警備もごみ処理も全部管理してくれるアパートが絶対に良い!!皆、一軒家よりもアパートに住みたいとおもう!とのことでした。

土地が狭いソウルには、ほぼなく、田舎に行くほど、みかけるのではないかと思います。

 

下宿/コシウォン

 

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主に、学生や留学生が住んでいるコシウォン。寮なので他の部屋には学生さんがいます。

部屋はワンルームで、ベットと机があるだけのシンプルな空間。まさに勉強する学生のための部屋という感じです。

また、一軒家の空き部屋を、下宿先として貸し出している場合もあります。

 

オフィステル

オフィス+ホテルを掛け合わせた造語で、ホテルのように必要な家具は揃っておりとてもキレイです。

会社員の1人暮らしや、お金に余裕がある学生さんが利用するのではないかと思います。

 

半地下

映画パラサイトを見た人はわかると思いますが、半分地下に埋まってる部屋のことです。

この写真でいう一番下の窓がある部屋が、半地下部屋ですね。普通の家よりは、湿気が多かったり光が入ってこない点がデメリットですが、その分安いです。

最近はお洒落な半地下部屋もあるようで、デメリット部分に抵抗が無ければ、ソウルでも比較的安く住めるので良いのではと思います。

 

引っ越しの流れ

私が今回引っ越しするにあたってビックリしたのは、全てが急っていうこと!!

よくもこんなに急にいろんなことがバタバタ決定して実行できるな!!!と感心しました。

  1. アパートの当選が分かったのが3月頭。当選したアパートが約1.5カ月以内に引っ越さないといけないらしく、4月中に引っ越すことを決める。
  2. 住んでたビラの大家さんに引っ越しの旨を伝えたら、すぐに部屋の応募をかけるとのこと。
  3. そこから約1ヵ月で2人が部屋を見に来た。
  4. 2人目の人が3月末に内見に来て即決。入居者さんが4月〇日に引っ越すから、“それまでに引っ越してくれ”と大家に言われる。
  5. 急すぎて、無理!!って大家さんに言ったら、“そちらが契約期間を1年のところ早めに出るって決めたんだから、こっちの家賃収入のためには、新しい入居者の意見を聞かないとだよ。その日じゃないと引っ越さないって言ってるんだから、どうにかしてくれ”と言われる
  6. どうしようもないので、引っ越し日まで1週間程しかない中で、引っ越し屋さんの手配、Wifiの手配、新居掃除のプロの手配、家電の購入、、などをバタバタで進めたのに、全てスムーズに決まる。まじすごいパリパリ精神。
  7. 引っ越し前日。掃除のプロが新居を掃除してくれ、築10年の家が新築並みにきれいに。カビも取ってくれて感謝。
  8. 引っ越し当日。朝から、引っ越しのおじちゃん1人がトラックで来てくれて荷物移動。もちろん、私と旦那も手伝ったので、2時間ほどで持ち出し~移動まで完了。早い。
  9. 引っ越し当日に、洗濯機と冷蔵庫の設置と、Wifiの業者が来てくれた。
  10. 業者対応終わったら、前の家ビラに行き、掃除をして、最終チェックして終わり!!!

 

いやーー怒涛の引っ越しでした。

幸い、私たちは、大きな家電がビラ備え付けで買っていなかったので、移動しなくて済んだのと、1年以内にアパートに引っ越すことを想定して大きな家具を買わない&荷物増やさないようにしていたので、ふつうの人よりはスムーズに引っ越しできました。

 

引っ越し費用

私の場合、同じ市内(車で10分)で、ビラ→アパートに引っ越した際の費用です。

  • 引っ越しのおじちゃん1人・・・・10万₩(1万円)
  • 掃除のプロ・・・22万₩(2.2万円)

引っ越し自体にかかったお金はこれだけ。あとはビラに備え付けだった家電たち。

引っ越し費用安・・・!!って感じですが、これは同じ市内でビラ→アパートだから安いみたい。アパート→アパートはもっとお金がかかるみたいです。

あと、引っ越しのおじちゃんは、旦那会社が手当を出してくれて安くできたみたいです。(会社がおじちゃんにいくらかあげたみたい)

ちなみに、荷物の梱包から移動まで全てやってくれるタイプの引っ越し業者さんもいるみたいです。その分お金はかかりますが、面倒な人は、お金払って丸投げすれば、引っ越し日まで何もしなくても、勝手に引っ越しが完了するみたいです!!

私たちは極力値段を抑えたかったので、おじちゃん1人+トラックだけ呼んで、私たち二人も一緒に作業したのもあり安かったです^^

掃除のプロは、新居の内見に行ったときに、案内してくれた方が、おすすめの掃除業者を紹介してくれました。おばちゃん3人で5‐6時間掃除して隅々までピカピカにしてくれて、本当に良かったです!

 

日本と違う?!引っ越し事情

  • 引っ越しが決まると、まだ住んでるのに内見に来る。(知らない人が家に入ってくる)
  • 退去者は掃除しない&土足で入る=新居は最初は汚い!!!(新築除く)
  • パリパリ精神、やるとなったらすぐ完了。融通が利く

 

私が今回の引っ越しで、え?!と思ったのはこの3つ。

住んでいる家に内見に行くって凄いですよね?!知らない人が家に入ってくるのをOKとしてるのが凄いというか・・・日本だったらプライバシーがなんとかで絶対無理な気がします。

私みたいに契約期間前に退去する場合、大家さん的には家賃収入を減らしたくないので、次の入居者が決まってからじゃないと退去を許してくれないことがあるようです。(シオモニ情報)

たまたま、ある人が内見に来た時に、シオモニが家に来ていたのですが、その際、シオモニが、

「1人暮らし?1人暮らしならこの家は最高よ!広いし、日差しは南側で暖かいし、洗濯もよく乾くよ!そのおかげで冬はボイラー代そんなにかからないんだから!!良いご縁があるといいわね~~」とかペラペラ話しかけてくれたおかげで、その人は部屋を気に入って契約してくれました(笑)

シオモニ曰く、次の入居者が決まらないと、保証金帰ってこないかもしれないから、こういう時は、部屋を売り込むように説明しないとだよ!と教えてくれました(笑)

おかげで、契約期間前に退去したのに、保証金はちゃんと帰ってきました。こういう所は融通が利いてありがたいです。

あと、デメリットは、部屋に土足で入る&基本退去者は掃除せずに出ていくので、部屋が汚いところ!不動産がきれいにするとかないので、自分が掃除のプロを契約してもらわないといけません。

 

さいごに

無事に引っ越しが終わって、本当に良かったです^^

まだ家具が少ないので、これから可愛い家にしていきたいです!

ぜひ参考にしてください~~~

NUN

 

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