2024韓国のお引越し事情

日本とは違ってびっくり?!韓国のお引越し事情!住宅/費用/流れなど詳しく紹介!

NUN
こんにちは。韓国在住のNUNです。

早くも韓国在住4年目になり、引っ越しを2度経験しました。

1度目と2度目の引っ越しでも違いがありましたが、やはり韓国の引っ越しは日本とは全然違います!

日本人からしたら「え?そんなことするの?」という驚きの連続かも?

これから引っ越しする人の参考になるよう体験談を書いていきます!

 

韓国のお家事情

まず、韓国の住宅について簡単に紹介しますね!

韓国のお家の形態は代表的に6つだと思います。(いろんな分け方がありますがNUN流で笑)

 

アパート

 

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アパートというのはこんな感じの、日本でいう高層マンション。

写真は、キレイ目の高そうなマンションを選んで載せてますが、アパートにもランクがあり、サムソンやLG等の韓国を代表する財閥が作るアパートになるほど値段も高く見た目も良いです。

韓国では、家族と住む家を考えた時に、一番代表的なのがこういうアパートです。

 

日本だと、最終的に自分の一軒家を持つのが夢!という方が多いと思いますが、韓国では一戸建てよりアパート住みが一般的。

あと、日本人だと絶対に欲しい浴槽は、韓国では無い家が多いのですが、アパートであれば浴槽がある家が多いと思います。(基本シャワー文化)

 

ちなみに、最近、ソウルのアパートの平均価格が9億₩(9000万円)を超えた!というニュースを見ました。

ちなみに東京都のマンションの平均価格は5000万円台(23区は6000万円台)らしいので、いかに韓国ソウルの家が高いか分かりますよね。

ソウルでアパートに住むには、大金が必要です・・・・(´;ω;`)ウゥゥ

 

ビラ

ビラは、アパートよりは、高さが低い、低層階の建物です。

部屋数はビラによりますが、ワンルームのところもあれば、部屋が3つあるところもあり、家族で住んでる方もいます。

 

アパートよりは比較的値段が安いので、進学や就職等で1人暮らしする場合、多くの方がビラに住むと思います。

また、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が備え付けの場合も多いです。

 

一戸建て

一戸建ては、日本にもあるような、一軒家ですね。

きれいな高級一戸建てもありますが、道を歩いててよく見るのは、1枚目の写真のような、昔ながらの一軒家です。

 

日本はマイホームを目標にしてる人も多いですが、韓国はお金持ちの方でもアパート(マンション)に住む方が多いです。

土地が狭いソウルには、ほぼなく、田舎に行くほど、みかけるのではないかと思います。

 

下宿/コシウォン

 

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主に、学生や留学生が住んでいるコシウォン。

部屋はワンルームで、ベットと机があるだけのシンプルな空間。まさに勉強する学生のための部屋という感じです。

また、一軒家の空き部屋を、下宿先として貸し出している場合もあります。

 

オフィステル

オフィス+ホテルを掛け合わせた造語で、ホテルのように必要な家具は揃っておりとてもキレイです。

会社員の1人暮らしや、お金に余裕がある学生さんが利用するのではないかと思います。

 

半地下

映画パラサイトを見た人はわかると思いますが、半分地下に埋まってる部屋のことです。

この写真でいう一番下の窓がある部屋が、半地下部屋ですね。普通の家よりは、湿気が多かったり光が入ってこない点がデメリットですが、その分安いです。

最近はお洒落な半地下部屋もあるようで、デメリット部分に抵抗が無ければ、ソウルでも比較的安く住めるので良いのではと思います。

 

引っ越しの流れ

  1. 引っ越し先の家を決定・契約
  2. 今住んでる家の管理者に引っ越すことを伝える
  3. 内見しに家に人が来るかも?
  4. 1か月前くらいから引っ越しの見積もりを取り、業者+日程決定
  5. 引っ越し先の家の掃除(業者 or 自分)
  6. 引っ越し前にガスの閉栓、引っ越し先のガスの開栓やネットの接続などを各会社に依頼
  7. 引っ越し!
NUN
2回の引っ越しも、大体こんな流れでした

 

最初に住んでた家は、家電備え付きの家だったので、引っ越し先に家電が無く、

冷蔵庫や洗濯機などの生活必需品を、引っ越しした当日に届くよう注文する必要もありました。

 

引っ越し費用見積り

住んでた地域の引っ越し業者に何件か電話をし、見積りしました。

韓国語では引っ越し業者のことを「이삿짐센터」といいます。

 

1回目の引っ越し

家電付きの家に住んでたため、本当に荷物が少なかったので、

小型トラック一台+お兄さん1人のみで対応可能でした。

 

同じ地域内(車で10分ほど)で、梱包も全て自分たちでやったので、20万₩ほどで済みました。

引っ越し先の掃除は、25万₩ほどでした。

確かこの時は、引っ越し業者というより、荷物を運んでくれるだけの業者に頼んだ気がします。

 

2回目の引っ越し

トラック1台分、はしご有り、梱包込み、移動距離1時間半ほどの条件で見積したところ、

安くて120万₩、高い所だと170万₩でした。

NUN
条件同じなので、もちろん一番安い所に依頼!笑

 

私たちは2人で、荷物が少なかった方なので、このくらいでしたが、

荷物が多い場合は、追加費用になるようです。

NUN
トラックも大きさが様々でそれによっても値段が異なります!

 

引っ越し当日

荷物用トラックとはしごの為のトラック2台で引っ越し作業

業者が家にあるもの全て運んでくれます

初はしご。日本には無いので不思議!

 

当日は、業者の方4名が来て、梱包からスタートしてくれました。

業者は要る要らないは判断せずに全て運んでくれるので、

私は前日までに、要らないものは捨てるだけ捨てました!

 

ちなみに、私たちは荷物が少ないので、

「梱包は自分たちでするからその分費用を抑えられないか」と相談しましたが、

どこも、梱包はセットで付いてるから自分たちでしようがしまいが値段は同じ!とのことでした。

 

朝の7時に梱包スタートして、8時半には梱包&運び出しが完了しました!

 

その後、引っ越し先に移動。

移動後も、1時間半ほどで搬入が完了し、昼12時には引っ越しが全て終了しておりました!

NUN
手際が良すぎる!早い!

 

日本と違う?!引っ越し事情

  • 引っ越しが決まると、まだ住んでるのに内見に来る。(知らない人が家に入ってくる)
  • 退去者は掃除しない&土足で入る=新居は最初は汚い!!!(新築除く)
  • パリパリ精神、やるとなったらすぐ完了。融通が利く

 

私が引っ越しで感じた違いは、この3つ。

まず、まだ住んでいる家に内見に来るって凄いですよね?!

知らない人が家に入ってくるのをOKとしてるのが凄いというか・・・日本だったらプライバシーがなんとかで絶対無理な気がします。

 

私みたいに契約期間前に退去する場合、大家さん的には家賃収入を減らしたくないので、

次の入居者が決まってからじゃないと退去を許してくれないことがあるようです。(シオモニ情報)

 

たまたま、ある人が内見に来た時に、シオモニが家に来ていたのですが、

その際、シオモニが、

「1人暮らし?1人暮らしならこの家は最高よ!広いし、日差しは南側で暖かいし、洗濯もよく乾くよ!そのおかげで冬はボイラー代そんなにかからないんだから!!良いご縁があるといいわね~~」とかペラペラ話しかけてくれたおかげで、その人は部屋を気に入って契約してくれました(笑)

シオモニ曰く、次の入居者が決まらないと、保証金帰ってこないかもしれないから、こういう時は、部屋を売り込むように説明しないとだよ!とのこと(笑)

 

おかげで、契約期間前に退去したのに、保証金はちゃんと帰ってきました。

あと、デメリットは、部屋に土足で入る&基本退去者は掃除せずに出ていくので、部屋が汚いところ

管理者が綺麗にしてくれないので、自分で掃除するか業者に頼まないといけません。

 

さいごに

2度の引っ越しを終えて、やっと落ち着いたところです。

引っ越しすると、こんなに家に荷物があったのかと驚きますよね。

それを整理しないといけないのもストレス・・・ww

要らないものは沢山捨てて、すっきり新生活スタートしたいものです。

 

ぜひ参考にしてください~~~^^

NUN

 

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